001-100
愛し逢い草臥れて
息剥ぎ溺れろ
すくう未来が告ぐ
黎明を司る
流星招く魔女
極彩色と騙り尽く
僕に愛を濯ぐ
空を縁取る
花守のかく語り
光を真似て
銀河を解剖する
君の腕のなかが凡て
識らないと嘘ぶく
哀しみを問うた
痛みを説いた
恋よりも重い契り
おなじ命に成りえない
みつめるだけの場所
君の愛なんていらない
収束する終息
産声あげた星の祈り
君の火傷を舐め啜る
砕けた硝子なんかより
堕ちていく音が心地良い
最果てに囀って
君という熱に浮かされる
瘡蓋を剥いで恋を上塗り
うすら寒い繭で包んであげる
爪先を擦って夜伽へ
抱えた項に噛みついて
陽だまりの花霞
朝の目蓋のむこう
幸福を束ねて飾ろう
切なの閃光
穿て愛しきものよ
あなたが落ちる空蝉
どうか継いだ傷痕を離すまで
星の埋火をみようか
きみと沈む、白銀の夢
歪み映る恋とて
儚き痛みを寄せて
花影の袂へ君と
柔らかな恋の萼
満月と蝶のワルツ
花降る空のもとに
涙を蒔いて咲いた
僕に寄べるよもすがら
円く描いた惑星の詩
碧き鳥籠の謡い
僕に降る朝焼け
あまやかなる真珠
海底へ還る人
黄昏エンプティ
露椿の秘めた恋
落っこちた星の泪
角砂糖の雨
果て啼き終焉をなぞる
あなたの夢を標として
肯定された偽りの世界
Tell me,Want sin!(告げ、罪を欲せよ)
息をとめて、3秒で陥落
誰が為に紅を引く
砕けたマリービスケットの憂い
桜霞のdaydream
きみという筐に詰め込んだ
ほら、尽きる星々だね
僕を拒絶するサムサラ
君を迎える、恭しき闇
真っ逆さまマーマレード
生まれ出、やさしい初夏
死を描いた草冠
空白の心を食む
穿たれしは、果たして
新しい終焉で塗り替えて
ラストストーリー・エンド
遼遠を謡いし伽藍の人形
宿命に隠蔽された祈り
君に攫われた、ちっぽけな初恋
あたりまえの日々を助け出す
世界の片隅で微睡むべきもの
僭越ながらすきなのです
無垢を食んで育つ痛み
踝から満たす漣
きみが青碧に染まる頃
爪先のリズムを感じたなら
夢と希望と古傷を捏ねて
星稜たる刃、とこしなえに
私の澱みを受け入れて
犇めく木々の隙間を駆け抜け
冤罪を求む人形をくくる
雨垂れを誘う朝陽
とろり零れる冬霞
朝露の最中に口づけを
君の唇に咲いた六花
壮麗を冠した咎人
亡骸に寄せた頬
水底に消えた惜日たち
黄金に潜む
君と乱れて痛み分け
昏き掌のインタルード
101-200
忘れじの誓約
乳白色の星蕾
冷雨に潜む愛憎
声に紛れた真実
密やかに時を止めて
指先に宿る凶器
音もなく崩れて消えた
唇、僕色に染めてあげる
君といた或る場所
ふかく永く愛を語る
薔薇色、しとどに
揺蕩う花と君
彩花の夢と思われど
月にはなれない歪な形
幾何学のピアス
緩く撫でる宝石の成底ない
私を満たす緩やかな律動
筆で塗りたくるよりも簡単
眠りにつくような、岐れ
溶けていくように咲いて
瘡蓋になっても溢れるの
夜に溶け込む淋しさに似て
宵闇に生まれた怪物
呑み込んで、君の一部
死ぬ間際にしか伝わらぬ
此処から足を落とすだけ
殺された神の咆哮
其は黒き願いの果てに
閉じた目蓋の向こう、在る残光。
一寸先に宿る暗雲
邪と罵られた神さま
私が殺(しあわせに)してあげる
春の溺れる碧落
夜の目蓋
花守のエレノア
愛の遺骸
瑠璃の名残
沈黙した翠
僕らの抱える砂塵
bewailing/one's fate
カリオペの降らす花
闇のさらした光を視た
僕らの月にありがちなこと
円く成り損なった双子星
待ち侘びて腐った天体
色のむけた額縁と林檎
森の果てと揺らぎ
踏みとどまる淵のさき
夏の陰りと純白
背中合わせに亡霊を追う
指先でつついて化けた哀しみ
君の唇で、僕の呼吸を呑んで
白い漣の声は遠く近く
旅と意志は継がれていく
空から降る宝石
拝啓、海底の真珠
雨の音にまぎれた熱
きみの項を撫でる指
ありあまる幸せ
底知れぬ星々の灯
遠くでさざめく忘却
最果てへなにを願うのか
幾つかの約束のひとつ
春の眠りからの目醒め
アンヴィバレンスのみた夢
フレスコの花々
心に似た歪なかたち
朝焼けの抗い
光に弾かれたのは、君だよ
夕暮れに開き夜明けに蕾む
黄金に萌える夢のなか
幸いの花よ君の踝に
星の唄った夜
君の腕で焼き尽くして
継ぎ接ぎだらけの宝石
どうか醒めたときは祈っていて
驟雨に潰された背
ゼブラの煌めき
忘却からの羽化
天蓋のエピグラム
茫然と見下ろす、赤
緋色の希望
指を絡めてもなにひとつ繋がれない
星のなかに浮かぶ
人形みたい、君だったモノ。
補わなければ。一つだった僕ら。
庭に埋めた、憎悪と、限りない愛
嵌め込んだ、夢だった残骸
逃げつづけた結果、君は他人になる
胸を刺したのは耐え難い幸福
きみの居ぬ凍てつく夜
春風に乗せた藍色
透明なのだと、空を仰いで、識る
雨垂れのレースの脇から
六花の光
交わした花籠
風灯りに漂う粒子
砕かれた其れを貴方が組み立てた
絶望には甘い喪失
灰色だと失くして知る
201-300
絵空事だと描いて理解した
柔らかく捻じ曲がっている君
木々は水に、空は足元に、
踵を鳴らしてみせて
君の虹彩は強すぎる
僕が見張っているからね
見据えた私はどんな眸?
bluemoon fish
月桂樹の憂い
あなたの傷が欲しいのよ
アトロポスの涙/溜息
ガニュメデスの羽化
アトロポロジー
星の胎動
潮彩クラング
揺蕩うしずく
水底を往くひと
一生背負えよ、僕を罪ごと
思いを馳せたIF
忘却からの誕生
君の罪、僕の憧れ
あなたの愛で嬲って
愛することをおしえて
持ちつづけた、恋と呼べるもの
痛すぎる嫉妬より熱すぎる愛を
綻ぶように笑うひと
醒めないで捜さないで君がいたの
乱雑な心音
僕だけの生命維持装置
咲いた卵の殻
私の器が満たされる
身に纏うは嘘の衣
露濡れ君の羽
塞げども鳴り止まぬ
硝子箱に押し込めて
何者にも染められぬ頬
掻き乱してくれないの
愛の裂目
仮初の朝と君
君の記憶を花壇に埋めて
吐き出した欲望を舐めとって
亡くしたものはなに一つないはず
別離を何度唱えても
遠くで揺れる君の背
残影と痛み、陽炎と細い手
眠れねむれいつか愛された日々
季節に映る安らかな
縁取り固まる花の性
酔狂なる調べ
絶望へと向かうの讃歌
継ぎ接ぎを並べた隙間
たゆたう海のなかへ
誇らしそうに語るのは何者?
切り開かれた記憶
翡翠の眼差し、たなびく緋色
「かえるよ、君まで。約束」
交差した小指と透明な嘘
目蓋を閉じて。僕を感じて。
星のもとで謳う。君への告別を。
君が光に還るなら、僕は音を還そう
此処にいて手を握って頬に触れて
声をあげて泣いて欲しい
一秒経過しては朧げになる君のこと
色彩に移りこんだモディ
足首の骨のなかの宇宙
渦潮の森
あなたを奏でて私を謳う
解れた真緑の手紙
夜の恋に朝の喪失
愛に耐えてなにを得るの
引っ掻いたあとの「」
地面に埋まる鳥籠
一億マイル異なる空
私を飲み干して、その唇で
或る真実が怖くて嘘で固めた
痕を残すくらいなら聲を残してよ
煤けた頬を拭う
君の好きはまるで詭弁
ソフィズム・アリア
不器用な君と器用な僕の終わり
啄むように殺して
光に呑まれて君は謡った
枯れ果てたフィラメント
約束は果たされ、未来は砕かれた
君の声すら覚えていないのに
愛しくていとしくて、
只の五文字でよかったの、
透き通る目蓋
忘却を手に、追憶を喉に
背中合わせでいて欲しいだけ
虚像カリオペ
慟哭エラト
下弦クレイオ
祥雲エウテルペ
昔日ウラニア
終刻メルポメネ
孤独テルプシコラ
白濁タレイア
星屑ポリュムニア
神々の創造と戯れ
301-400
切り取られた世界を繋げて
鳴らない鐘を鳴らそうと天使に成れぬ
宝石を手にすれば己の醜態に気づくのみ
堕ちた女神を美しく感じる僕は狂っている
君は誰の過去で未来を塗り潰しますか
微笑んで、愛する呪いの言葉を吐いた
二度と帰れぬあの腕へふり返る
この指から腐敗する夜
水底へ消えた聲
硝子に似た虹彩
何億光年の火種へ願いをこめて
零れた水は溶けて、散った花は死んで。
誰かのためと偽って
崩れゆく君の指先
優しさで幽明を斬り捨てた
黎明のように崩れ去る
割れて砕けて折れて軋んで鳴り響いた
きみの全てを抱えて逝けたのなら
君を求めて抱きしめてたものは残酷で
あなたのいない日々に終わりはくるの
またね、最期まで優しい嘘をつく
私の乾いた指に君が降る
憂いの紺碧色
離れた途端、歪む気持ち
重なりあう愛と嘆きの果て
空高く木霊する錆びた声
柔らかく捩れた心
嘆きがつづいても信じたい
希望は錆て還る
空蝉の渇いた断末魔
終曲にはまだ速すぎる
深き淵にて、僕は剣を持つ
ちいさな星々よ唄となれ
流れた千の涙が紡ぐ物語
僕らの間の無意味な空間を塗り潰す
月に置き去りにして
泥に潜む隕石と僕の心臓
いつか奏でた物語の残滓
歩んでいく先で愛を残せるか
枯れた空に身を投じたら
悦楽を感じながら朽ちる
黎明が語るは
海が出来るまで泣いたら許してあげる
女神の微笑みを君にあげよう
天の加護を纏う紅い刹那
幻影に写った傷みに似て
繰り返す惨劇の果てに
あの空は世界の始まりを連れ去った
地に咲く希望の種を掻き毟った
蒼く滲んだ指先が涙をかえすまで
悪魔の囁きを渡そうか
翼は逝く街教えてくれる
罪の烙印は掌に咲いた
夢に醒めた哀しみが
手繰り寄せた記憶の果てに
海に流れ出た空の隙間
花びらが散ったさきの
仄かに香る過去の遺物
絡まりすぎた僕らは互いを見失い
虚空に向けて叫んでも
無償の愛なんていらない
他者は気づかぬ絶対的境界線
白灰に転がる千切れた月
蹴り上げた嘘の塊
その眸に星を魅た
最期の光は群青に溶けて
あなたの虹彩に捧ぐ
蒼く噎せ返るほどの黄昏の夏
翡翠を絡めて昔日を辿る
紫暗の奥に眠るもの
黄金に染まる蒼穹に君は堕ちて
すきだよというその唇が堪らなく愛しい
僕に委ねてみせてよ
この愛と引き換えに
閉鎖された君の居場所
確かな君のシルシを所望
鮮明すぎた君の色
君の残像と手を繋いで
香らぬ風は君に似てる
あの闇に消えてしまいたい
沈んだ私の涙
強くなるために踏み潰した矛盾
亡くしてしまった涙の在処
溶け込んだ憎悪
空を漕ぎ渡る
枯れ花の中に埋もれて
嘘の愛で焼け爛れた
唇に踊る旋律
夜明けなんて来やしない
いつか君が澄み渡るように
僕の破壊論を君にあげる
確かに涙は枯れ果てた
乱反射したままの恋
恋焦がれて愛を失う
不細工な硝子のように
君が染みついた体
その瞼ごと舐めとった
揺さぶられる熱
僕の酸素を食べ尽くして
愛を夜なゞ競いあう